2012年10月25日木曜日

38年前のドラえもんにニコ生っぽい道具があった

ドラえもんは今から43年前の1969年(昭和44年)から藤子・F・不二雄によって書かれた国民的漫画である。
その中に今でいうニコ生(インターネット生放送)に通ずる道具があったので紹介。






話のタイトルは「テレビ局をはじめたよ(ドラミちゃん)」という名前で、インターネットの情報によると1974年(昭和49年)に発表された作品で今から38年前のお話である。ちなみにこの話の中ではドラえもんは一切出てくることがなく、そのかわりドラミちゃんが出てくる。






話の始まりはのび太に電話がかかってくることろから始まる。
のび太のクラスメイト(?)からテレビ出演するからうちに来いと連絡がやってくる。

最初はテレビなんて別に出たくないやと強がっていたが、本当は出たくて出たくて仕方がなかったのび太。そのことをドラミちゃんに悟られる。






ここでチート道具登場。普段のドラえもんなら道具の名前が出てくるが、この道具の名前は結局最後まで明かされることはなかった。




東京タワー型の道具を家にあるテレビの上に乗せるだけで使える。





道具をつけたテレビがマイクとカメラの役割を果たすようで、個人的に全国へ番組を放送できる





どんな番組をやろうか。歌番組が人気だという。それって今でいう歌い手の放送のことか・・・?





のび太はニュース放送をすることに。しかし評判は最悪。





ニコ生には親フラというイベントが存在するが、野比家ではのび太が母親を放送に出演させるパターンだ。涼宮ハルヒの放送では母を出演させ、演歌を歌わせたり、最近では、ドグマ風見も祖母を出演させる例があった。





友達を家に呼び、勉強放送を開始する。ちなみにこの少年は出木杉くんではなく、戸手茂(とても)できる君という別人らしい。






勉強放送は評判となり、やがてスポンサーがつくことになった。外部の話だが、石川典行のノリユキラジオもスポンサーがついた例がある。





しかしのび太がスポンサーの目の前で無礼を働いてしまい、怒りを買ってぶん殴られてしまう。ここでお話は終わる。


38年前は当然インターネットというものが存在するわけがなく、媒体は違うものの、個人が放送の拠点を持って全国に放送できるという発想は2012年の今では実現していることと言っていいのでは




2 件のコメント :

  1. ハルヒさんの放送に出演したのお祖母さんじゃなくてお母さんだった気が・・・

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  2. >>
    動画を確認したら、確かに母でした。
    記事修正させていただきました。
    ご指摘ありがとうございました。

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